
たぶん、皆さん経験されてると思うのですが・・・
最初は美味しかったはずのコーヒー豆が、飲みそびれて時間が経ってしまって、「あれ?こんな味だったっけ??」・・・これ、あるあるですよね。おそらくそれ、コーヒー豆や粉が酸化しちゃったんですねー。
この記事では、コーヒー好きなら必読!コーヒーの飲み頃や保管方法などについて解説します!!
目次
コーヒー豆の賞味期限は、焙煎後2週間!
焙煎後2週間が飲み頃
「コーヒーは生鮮食品と同じ」というのはよく耳にするフレーズですよね。コーヒーの専門家によると、飲み頃は豆の場合焙煎してから約2週間(!)という人もいます。
コーヒーの飲み頃
コーヒー粉・・・焙煎後約3日間
出典:ブラジル政府公認のコーヒー鑑定士、西山コーヒーの西山氏による酸化までの目安
http://www.nishiyama-coffee.co.jp/
私のような凡人にはそこまでわかりませんが、西山氏はこれぐらいの期間で「酸化を感じる」のだそうです。
つまり、スーパーなどに流通してるコーヒー豆、コーヒー粉はほとんどが酸化してる状態だと西山氏は書かれています。
コーヒーが酸化したらどうなるの?
コーヒーが酸化すると、豆が含んでいる油脂分が変質し、科学調味料のような酸味、腐敗したような酸っぱい味になります。
これは、コーヒー好きの人ならわかりますよね。貰い物などでなかなか手をつけられなくて、飲んでみたら「ああ酸っぱい」というあの感じです。
あの酸っぱさ、喫茶店でも店によっては感じることがあります。逆にいえば、コンビニコーヒーは回転が速く、デリバリー時間も計算されているので美味しく飲めるのかもしれませんね。
コーヒーを長期保管するにはどうする?
基本は密閉容器で冷暗所で保存
酸化は物質が空気に触れることで起こります。だから、コーヒー豆やコーヒー粉を買ってきたら、密閉容器に移し替えましょう。そのうえで、できれば冷蔵庫で保管することをおすすめします。
長期に保存するなら冷凍室で
では、人にもらったりして飲みきれないコーヒー豆はどのように保管したらいいのでしょうか?
それは、「密封して冷凍保存」が正解。メーカーによっては、通気を確保するためにパッケージに小さな穴が開いているものもあります。一度開封して、ジップロックなどに移し、空気を抜いた状態で冷凍するようにしましょう。
酸化したコーヒーの使い道は?
では、酸化してしまったコーヒーはどうすればいいのでしょう?捨てるのももったいないですしね。
ミルクや砂糖を入れると、酸味は緩和される
少しぐらいの酸化なら、ミルクを入れると酸味は緩和されます。ただ、先に書いたように豆の脂分が酸化してしまってるわけですから、体にいいはずがありません。無理して飲むのはやめておいたほうがいいでしょう。
脱臭に使う
コーヒーには、臭気を吸収する特性があります。よくやるのは、抽出した後のコーヒー粉を小皿に入れて、置いておくという方法ですが、コーヒー豆も使えます。おしゃれな小皿などに移し、玄関やトイレなどに置くとよいでしょう。
ドルチェグストのカプセルコーヒーはなぜ酸化しない?
コーヒー豆で2週間、コーヒー粉は3日間というと、とてもスーパーでは買えないという話になってしまいますよね。
まあ、普通の人の味覚ではそこまでシビアでなくてもいいとは思いますが、酸化していないほうが美味しいのは確かです。となると、やはり在庫管理がとても大切になってきます。
しかし、ドルチェグストなら賞味期限がもっと長くなっていて、飲んでいても酸化を感じたことはありません。これはなぜでしょう?
それは、焙煎仕立てのコーヒー豆をするにミルして真空カプセルに閉じ込めているからなんです。空気に触れなければ酸化することはないんですね。
この、保管に配慮しなくていいというのもドルチェグストの優れた点だと思います。
賞味期限が長いので在庫管理が楽ですし、いつでもコンビニレベルのコーヒーが楽しめる。「いやー、やっぱりネスレさんすごいわ」と改めて感じた次第です。